少人数のグループにて人間学ワークショップを行います。コンテンツは9セクション153のテーマから構成されています。講義だけではなく参加者が出来るだけお互いに意見を述べられるよう質疑応答を交え、より質の高い内容で理解力を深めていきます。

▶︎ワークショップ講座の進行プラン

   STEP1 → 講座内容の説明STEP2 → Ice BreakSTEP3 → テーマに沿った講義

                                            STEP4 → 参加者相互ワークス |STEP5 → まとめ

                                                                       

  プログラム⑴ |人を魅了するリーダーの人間学|

 
企業ガバナンスは、組織をいかに統率するかという表面的な仕組みの問題ではなく、組織そのものの「力」をどう養うかという本質的な課題です。組織を強くするには、制度やルールを整える前に、そこに集う「人」の力を高めることが欠かせません。世の中には多くの人がいますが、真に組織を動かす「人材」は決して多くありません。だからこそ、経営者の第一の使命は、人を見抜き、磨き、惹きつけることにあります。
中国の古典『戦国策』には、「死馬の骨を買う」という故事があります。千里を走る名馬を求めた男が、ようやく見つけた時にはその馬はすでに死んでいました。彼はそれでも半値の五百金でその骨を買い、王に差し出しました。王は怒りましたが、やがて一年も経たぬうちに三頭の名馬が自ら集まってきました。「死んだ馬さえ高値で買う王なら、生きた馬はなお大切にしてくれるだろう」という評判が広まったからです。この話が示すのは、人材は求めるものではなく、信の力で呼び寄せるものだということです。優れた人材が来ないのは、いないからではありません。彼らが来たいと思える道が塞がれているからです。形式的な序列や閉ざされた風土、誤りを許さぬ文化が、その道を狭めてしまいます。
組織の力を高めるとは、そうした道を開くことです。経営者がまず誠意を示し、人を信じ、活かそうとする姿勢を明確にすること。これこそが統率の出発点です。
ガバナンスの要は「管理」ではなく「信」。人を押さえるのではなく、人が集まりたくなる場所をつくることが、真の経営統率といえるでしょう。組織の強さは、制度ではなく人への信に宿る。「死馬の骨を買う」その覚悟こそが、次代の人材を呼び寄せるのです。

    [カルキュラム 01] リーダーとしての心構え 
       1. 組織経営の五原則を中心に近代経営の方向性や戦史に学ぶ経営指針を学びます。  

   [カルキュラム 02]    反省から始まるリーダーの資質・Ⅰ   

   [カルキュラム 03]  反省から始まるリーダーの資質・Ⅱ
     

    [カルキュラム 04]  日本人としての継承史観

                         

    [カルキュラム 05] 幹部たる心構え     

    [カルキュラム 06]  組織をまとめるための指針・Ⅰ

   [カルキュラム 07]  組織をまとめるための指針・

   [カルキュラム 08]  反省から始まる組織の成長

    [カルキュラム 09] 組織改革 

                        

     

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